History of Sanpoen-三芳園の歴史-
弊社は、森三芳園の創業以来100年に亘り、母なる大地からの恵みである『緑の潤い』を皆様にお届けして参りました。
大阪の象徴である『御堂筋の銀杏並木』、日本初開催の大阪万博『日本庭園』、大阪城『梅林』といった造園施工に加え、大阪初の洋風ホテル『浪花ホテル』への生花ショップの出店、『万博迎賓館』の生花装飾、リーガロイヤルホテルをはじめとしたホテル・結婚式場でのブライダルフラワーなど、伝統と革新の職人技にて時代を彩り、また、(社)日本フラワーデザイナー協会や阪神造園建設業協同組合等の設立に関わるなど業界創成に携わってきた業界のパイオニアと自負しております。
これからも、100年の歴史に裏打ちされた熟練した伝統の技と、新たな挑戦から生まれる革新的な匠の技を磨き続け、皆様に母なる大地からの恵みである『緑の潤い』を届けて参りたいと思っております。
代表取締役社長 森 哲朗
1963年(昭和38年)
当時の三芳園
1967年(昭和42年)
大阪城『梅林』の様子
1990年(平成 2年)
大阪花博出展
12本芽立のいちょう
沿革
- 1913年(大正2年3月2日)
- 初代、森源三郎が植木養成販売を目的に森三芳園を創業
- 1934年(昭和9年)
- 大阪初、迎賓館設備を持つ高級新大阪ホテル(現在リーガロイヤルホテル)開業伴い、大阪市役所の推薦で鉢物の納入業者に指定され、ホテル館内の装飾植木リースおよびブライダルブーケ他装花を開始。
- 1940年(昭和15年)
- 大阪御堂筋の銀杏並木、926本の植栽を数年間かけ、完成させる。
- 1941年(昭和16年)
- 二代目、森 俊一が代表者として継承。
- 1947年(昭和22年)
- 国営 なにわホテルに出店。ルネッサンス風の歴史的建造物、綿業会館(国の重要文化財、近代化産業遺産に認定)に出店。
- 1951年(昭和26年)
- 資本金30万円にて(株)三芳園を設立。大阪 コクサイホテルに出店。
- 1958年(昭和33年)
- 大阪グランドホテル開業に出店。
- 1962年(昭和37年)
- 天王寺 都ホテルに出店。
新広島ホテル開業に伴いブライダル装花で出店。
- 1965年(昭和40年)
- 森 俊一が中心となり、阪神造園建設業協同組合の初代理事長に就任。
- 1967年(昭和42年)
- 大阪城「梅林」22品種880本を植栽。
- 1970年(昭和45年)
- 広島グランドホテル(現在リーガロイヤルホテル)出店。
- 1978年(昭和53年)
- 資本金1500万円に増資。
- 1985年(昭和60年)
- 三代目、西冨春男が(社)日本フラワーデザイナー協会の理事長に就任。
- 1987年(昭和62年)
- 西冨春男が勲四等瑞宝賞叙勲受賞。
- 1990年(平成2年)
- 大阪花博、メインゲートの植栽、32万株の花を植栽。「12本芽立のいちょう※」を出展。
- 1991年(平成3年)
- 四代目、森 敬介が阪神造園建設共同組合の第八代理事長に就任。
- 1996年(平成8年)
- 第28回、大阪市春の花壇展 人気投票第一位受賞。
- 1998年(平成10年)
- 第30回、大阪市春の花壇展 人気投票第一位受賞。
- 2004年(平成16年)
- 五代目、森 哲朗が代表者として継承。
- 2010年(平成22年)
- 創業100年周年を迎え、宝石で作ったブーケ、「セレブーケ」発表し、販売開始する。
※「12本芽立のいちょう」とは、第二次世界大戦にて焼けてしまったいちょうの木の根元を当社の職人が持ち帰り畑に植えたところ、新芽が12本立ったことに由来します。